
技術職の経験を営業にフル活用。お客様のモノづくりを、技術で支えるパートナー役を務めています。
キャリア藤井 信太朗
2004年入社
つくば営業所
PROFILE
技術畑で10年近い経験を積み、営業に転身。専門分野である住空間評価の知識を活かし、メーカーを中心とした顧客相手に全国で営業活動を行っている。毎年夏の事業所対抗レガッタ大会では、つくば営業所をまとめ上げている。

入社から現在までのキャリアを教えてください。
大学時代、亜熱帯地方で沿岸域の水質調査を経験したことを機に、環境保全に関わる仕事をしたいと考えるようになりました。卒業後、就職先に選んだのは分析会社。当時、社会問題になっていたダイオキシンの分析に携わっていました。MCエバテックの前身であるダイヤ分析センターに移ってからは、住空間評価に従事。室内の空気中に含まれる化学物質の測定や、自動車、住宅、建材など、各種メーカーの製品から揮発する化学物質の安全性を評価していました。営業を務めるきっかけになったのは、社歴を重ねるにつれてお客様に対応する機会が増えてきたこと。当然、不安や緊張はありましたが、やるからには責任を持って取り組もうと考え、営業としての道を新たに歩み始めました。

現在、担当されているお仕事の内容を教えてください。
住空間評価の拠点が置かれているつくば営業所に勤務し、技術職時代の専門であるVOC(揮発性有機化合物)測定の提案や試験方法の設計、アフターフォローなどを行っています。自分自身の振る舞いが会社のイメージに直結するだけに、誠意を持った対応を心がけていますが、ときには雑談も必要。打ち合わせの場では、笑いを交えるよう意識することで、どんなことでも気軽に相談できるような関係の構築を目指しています。お客様は日本各地に広がっているので、つくばのオフィスに出勤するのは週に1、2回ほど。技術職のころと比べると、働き方は大きく変わりました。しかし、もともと旅行が好きだったこともあり、全国を飛び回る仕事には楽しさを感じています。

どのようなときに、お仕事のやりがいを感じますか?
お客様が取り扱う製品は、自動車から住宅用建材、家具家電まで多種多様。MCエバテックを代表して、さまざまな分野の専門家と関わるうちに、自分自身の知見が広がっていくことには、分析センターのなかとはまた違った、大きなやりがいがありました。製品に使われている原料などを詳しく理解した結果、お客様と対等に話をしたり、的確なアドバイスを送ったりできるようになるたびに、営業としての自信を深めています。また、住空間評価で扱うのは、住宅、学校、オフィス、車室内など、私たちの身近なところで用いられる工業製品ばかりです。PM2.5をはじめ、近年は大気環境に注目が集まっていますが、室内環境を健全に保つことも、もちろん大切なこと。人々の快適な暮らしを支えられることもやはり、仕事の充足感につながっています。

お仕事を探している方にメッセージをお願いします。
MCエバテックが行っている分析業務は、基本的に委託を受けて実施されるものです。お客様のビジネスをバックアップする裏方的な役割ではありますが、日常生活の安全や健康を守るうえで重要な仕事であることも事実。責任感が強く、技術で社会に貢献したいという熱意をお持ちの方には、きっと働きがいのある職場ではないかと思います。また、事業所の垣根を越えた交流が盛んで、社員の仲がよいことも当社の魅力。毎年8月に関西熱化学グループを挙げて開催されるレガッタ大会は、特に盛り上がりを見せるイベントで、私自身もつくば営業所のまとめ役として参加しています。それ以外にも、バラエティ豊かな交流の場が用意され、すべての社員が互いに打ち解けられるよう後押ししてくれる社風があるので、気になった方にはぜひ応募を検討してほしいですね。
一日の流れ ONE DAY
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8:30
出勤
出勤し、メールチェックを行います。
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9:30
試験依頼の伝達・見積書作成
お客様からの試験依頼を技術職に伝達。試験方法を指定し、見積書を作成します。
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12:00
営業に出発
お客様のもとに出発。その道中で昼食を摂ります。
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14:00
打ち合わせ
試験の実施内容について、客先で打ち合わせを行います。
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16:00
帰社
帰社し、打ち合わせ内容を技術職に伝達。
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16:30
レポート作成
お客様および技術職との打ち合わせ内容をもとにレポートを作成します。
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17:20
退勤
退勤。今日もお疲れさまでした。